浮気はよくないもの、とわかっている人こそ、浮気をしてしまったときの罪悪感に強く苦しんでしまいます。

たった一度きり、恋人に突き放されて・・・など、理由は何であれ浮気は良いものとは言えません。

しかし、しっかり浮気に反省して恋人ともこれからちゃんと向き合いたいと思っていてもついて回る罪悪感は辛いものです。

今回は、浮気の罪悪感について考えていきましょう。

浮気で罪悪感を感じる理由・浮気に罪悪感を感じない人の心理・浮気の罪悪感から抜け出す方法を紐解いていきます。

浮気で罪悪感を感じる理由

浮気の罪悪感は時間がたっても消えず、悪いことをしたと考えながらも辛い思いをしている人も少なくないですよね。自分が悪いことをしてしまったことや恋人を裏切ったことによる後悔が罪悪感となって押し寄せてきます。

罪悪感を強く感じてしまう理由には、主に以下の3つがあげられます。

後ろめたさ

浮気の後に罪悪感を感じるという人のほとんどは、その後ろめたさから来ているかと思います。

恋人は自分のことを好きでいてくれているのに、自分はそれを裏切り他の人と関係を持ってしまい傷つけてしまった、という事実。それが相手にとってあまりに理不尽で耐えがたいことだとわかっているからこそ、罪悪感が消えません。

自分としても、社会的・一般的に良くないとされることをしてしまった上、誰にも言えないというどうしようもない気持ちが後ろめたさを引き起こします。

熱が冷めて冷静になった

浮気しているその間は夢中になっているため、罪悪感はほとんど芽生えません。

しかし一度浮気相手から離れたり、浮気相手への熱が冷めることで、いままで自分がしてきたことの過ちに気づくでしょう。

冷静になることで、恋人を裏切ってしまったことに一気に罪悪感に襲われます。

恋人に気づかれていない

恋人にバレないように浮気をしていたものの、いざ恋人に気づかれないとその罪悪感はより大きくなります。いっそのこと恋人にバレて責められた方がマシ、と思う人も。

恋人と一緒に過ごす中で、浮気に全く気づかずいつも通り接してくる姿を見ると心が痛むことでしょう。自分のために何かしてくれたりする度に、罪悪感はより強くなっていきます。

浮気に罪悪感を感じない人の心理

逆に、浮気をしても罪悪感を感じない人というのも一定数存在します。

浮気に罪悪感を感じないというのには、どのような理由があるのでしょうか。見てみましょう。

恋人のことがそこまで好きじゃない

恋人に対して好きという気持ちがないときには、浮気をしても罪悪感を感じません。

相手に押されてとりあえず付き合ってみたり、流されて付き合ったりした場合には相手への気持ちもないため、そもそも浮気という感覚もないのかもしれません。

最初は好きだったけれど付き合っていくうちに気持ちが冷めて、浮気に走る人も。一度冷めてしまうとなかなかもう一度同じように好きになるのは難しいもの。

浮気をするくらいなら別れればいいんじゃない？と周りからは思われますが、好きな気持ちはなくとも長く付き合っていることによって情が湧いていることもあれば、そもそも別れるのが面倒くさい、浮気相手と良い感じになったら別れる、というキープのように浮気をする理由も考えられます。

恋人に満足していない

恋人に満足していない人は、浮気でその気持ちを埋めがちです。

気持ちが冷めたわけじゃないとしても、恋人に足りない部分があったりすると、その部分を他の人で埋めようと思うのです。

また、自分はもっとこまめに会ったり連絡をとったりしたいのに、恋人はあまり会ったり連絡をとったりしない人だと寂しくなりますよね。「寂しいから」というのも、浮気をする主な理由の一つです。この理由で浮気をする人の中には、寂しいからしょうがない、寂しくさせた恋人にも原因がある、と考える人もいるでしょう。

恋人にバレないようにしている

恋人にバレないように浮気をしている人は、浮気が良くないことだとわかっていながらもなかなか罪悪感を感じません。

というのも、「相手にバレなければなかったのと同じ」という考えがあるからです。

このような人は、恋人にバレない限り平気で浮気を繰り返しがちです。もしも恋人にバレたとしても、浮気に対してではなく浮気がバレたことに後悔することが多いでしょう。

浮気してるからこそ恋人と良い距離感が保てる

浮気しているからこそ、恋人と良い距離感が保てる、と考える人も存在します。

なかなかうまくいかない関係の中、不満があっても他の人と一緒にいる時間があったり、自分のことを求めている人は恋人だけじゃない、と思うことで気持ちに余裕が生まれるのでしょう。

あくまでも本気じゃなく本命は恋人なので、恋人とのお付き合いにも支障はないし、と考えている人もいるでしょう。

浮気の罪悪感から抜け出す方法

浮気をしてしまったけれど、恋人とはこれからも付き合っていきたい、と考えているなら、まずは自分のしたことを受け止めるのが重要です。

その上で、どのように考えたらよいのか、恋人に対してどのようにすれば罪悪感から抜け出すことができるのかをお伝えしていきます。

今まで以上に恋人に尽くす

浮気をしてしまったことに対して罪悪感が消えない場合には、所謂「罪滅ぼし」として今まで以上に恋人に尽くすのも良いでしょう。

1日2日では罪悪感は消えませんし、簡単に許されることでもありません。

恋人を大切にしたいなら浮気を反省して、毎日恋人に対する反省と感謝の気持ちを忘れずに尽くしていきましょう。あくまでも自分がやりたくてやっているという意識を忘れないこと。少しずつ罪悪感も薄れていくでしょう。

浮気の関係を切って恋人に正直に話す

どうしても浮気をしてしまったことへの罪悪感が消えないなら、恋人に正直に話すのも選択肢の一つです。

浮気に気づいていない彼がいつも通り接してきたり優しくしてくれることで積もっていく罪悪感。自分の中で秘密にしていることで後ろめたさが強くなるため、外に出すことで罪悪感は少し楽になるでしょう。

しかし忘れてはいけないのは、自分が楽になっても、恋人は知らなくてよかった浮気を知ることになって傷ついてしまうということ。

もしも恋人が許してくれると言ったとしても、しばらくは浮気をした人として見られ、何かある度に恋人は浮気されたことを思い出し、疑われることもあるかもしれません。束縛がつよくなることも想定しておく必要があるかもしれませんね。

浮気の罪悪感まとめ

浮気の罪悪感｜原因と抜け出す方法の記事はいかがでしたか？

世間的にも恋人の気持ちをとっても、浮気が良くないということは当たり前のこと。

恋人と一緒に付き合い続けても別れても、浮気による罪悪感はずっと後をついてきて、消えないこともあるでしょう。

しかし、終わってしまったことを巻き戻すことはできません。浮気をしてしまったことを後悔して罪悪感に苛まれているなら、まずは自分のしてしまったことを受け止めましょう。

それでも恋人と一緒にいたいと思うなら、浮気を反省して罪悪感と上手く付き合っていくことが必要になるでしょう。

一度の浮気で大切なものを失わないように、しっかりと気持ちを持つことが大切です。

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